第十四皇子は棒打ちの刑で傷を負い、母である徳妃がお見舞いに訪ねて来る。
そこへ第四皇子も傷に効く薬を持ってやってくるが、どうして自分をかばってくれなかったのだと、第十四皇子と母親から責められる。
自分がかばってしまっては陛下の怒りが増すだけだと言うが理解してもらえず、その気持ちを理解してくれたのは第十三皇子だった。
第八皇子は爵位をはく奪され、皇太子の座も遠のいたことに心痛めており、若蘭を訪ねるが冷たくあしらわれる。
そんな第四皇子と第八皇子の二人は若曦の元を訪ね、一緒にお茶を飲む。
後日、陛下の怒りも収まり、皇太子の復位が決まり、第四皇子は親王へ、第八皇子の爵位も戻ることになり、皆が安心する。
花を摘んでいた若曦を第十皇子と第十四皇子が探しにくる。もうすぐ若曦の誕生日なので、贈り物は何がいいかと尋ねると、できるなら姉の若蘭と会って一緒に過ごしたいと伝える。
後日、第八皇子の母親である良妃の使いの者がやってきて、良妃が若曦の描いた図案を刺繍したいので図案を描きに部屋に来てほしいと言い、ついていくとそこには姉の若蘭がいた。
皇子たちが若蘭に会えるように取り計らってくれたのだ。
若曦の誕生日のその日、第十四皇子が若曦のもとを訪ねてきたので一緒にお茶を飲んでいると、第四皇子を第十三皇子もやってくる。そして、若曦に贈り物を渡す。
皇帝は塞外への遠征を決め、今回は皇太子と第八皇子を随行させ、第四皇子を留守役に第九皇子、十皇子、十四皇子を補佐役とした。
今回も塞外に同行した若曦は、乗った馬が暴走する。そこへ第八皇子がやってきて、若曦を助ける。