敏敏と若曦らが時間をかけて準備した舞いの舞台は、皆の賞賛を受け見事に成功を収めた。
敏敏は見事な舞いを披露し、若曦が考えた舞台や装飾も素晴らしく、皇帝から敏敏へ、蒙古族の王から若曦へ褒美を与えられる。
若曦が一人で草原を眺めていると第四皇子も現れ、一生一人でいるつもりかと問う。派閥争いや身の振り方に疲れたのだと、一人でいる方がましだと答える。
蒙古族の王から褒美をもらうほど気に入られている若曦は、皇帝にとっても一つの札なるはずだから、身の振り方は既に自分で決められるものではない、できるだけいい縁談を賜ることを考えたほうがいいと第四皇子は若曦を諭すが、誰も私の運命を決めることはできないと若曦は聞き入れない。
宮廷にもどった皇帝は、120名もの配下の者が不正を行っていたことが発覚したことに、どう処分するか皇子たちに問う。
第八皇子は大勢の家臣を処分することは混乱を招く恐れがあるため金を返還したものには恩情をかけるべきだと言い、第四皇子は厳格な処分をすべきと言い、皇太子は余計な波風を立てては民衆に混乱をきたすため寛大な処分をと答える。
皇帝は第四皇子の意見は却下し、皇太子の答えに賛同する。
しかし、その後120名の他に不正を行っている家臣がいないか調査するように、皇帝から皇太子と第四皇子、第十三皇子に命令が下りる。
問題になったのは第九皇子の不正が目にあまることだった。第九皇子の不正をどうするか、第四皇子と第八皇子の間の水面下で攻防が繰り広げられる。
結局、皇帝は弁償すれば罪には問わないとの結論が下された。
第四皇子は若曦が返してきた贈り物をもう一度若曦に贈る。