八皇子の屋敷で第八皇子と明慧が散歩をしながら、若曦の嘆願で第八皇子の罪が軽くなったとこに感心すると、第八皇子は若曦に過去のことは忘れてほしいと言った。兄弟間の争いに巻き込まれてほしくないと言う。明慧はすでに皇位争いは終わったのだし、手放すべきは手放しましょうと言うが、第八皇子はこちらが手放したくともそう簡単ではないとつぶやいた。
皇帝は第九、十皇子が地方で騒ぎを起こしていることに立腹していたが、若曦がなだめたことで彼らの命は守ると約束した。
若曦は、紫禁城を散歩しているうちに以前自分がいた浣衣局の前を通りかかる。ふと気になり中に入ってみる。
そこで当時の太監が既に隠居したと聞き、理由を聞こうと王喜を訪ねると、泣いて誰かを弔っていた。王喜は誰を弔っているか答えないが、お供えの茶菓子を見てそれが先帝の太監であった李徳全の好物であったことで、若曦はそれが李徳全の弔いであることに気づく。
事情を話すよう問い詰めると、李徳全が毒を服し自害したことを知る。そして、浣衣局の太監も舌と手を切られたことを聞く。
若曦はお世話になった李徳全の事を想い、何も知らなかった自分のおめでたさ知り涙する。
皇帝の息子、弘時が皇帝に第八皇子に政に再び参加してもらえばどうかと提言する。これを聞いた皇帝は誰に吹き込まれたのかと憤慨する。
その後第弘時と玉檀が立ち話ししているところを若曦が見かけ、なぜ二人が話しているのかと疑問をもつ。
ある日、承歓が若曦の部屋に駆け込んできて、人が蒸されているという。
若曦は蒸されているのが王喜なのではないかと驚き慌てて見に行くが、なんと蒸されていたのは長年姉妹のように過ごしてきた玉檀だった。
若曦は目の前が真っ暗になり、そのまま気を失い倒れてしまう。
目を覚ました若曦は、看病している皇帝に顔も見たくないと泣きながら訴えるが、皇帝から懐妊していることを知らされ、更に泣き崩れる。
若曦は精神的ショックから高熱を出し、胎児にも影響していた。
そして皇帝の事も拒否し、会おうともしなかった。
王喜が若曦の部屋にやってきて、字が書けないと言っていた玉檀からの手紙を手渡す。
そして第十三皇子も訪ねて来て、玉檀が第九皇子の密偵であったことを明かした。玉檀が若曦やそのほかの皇子を利用して、皇帝と息子の関係、若曦との関係を壊そうとしており、皇帝は何度も玉檀に改めさせようと機会を与えたが全く改めなかったと言う。
若曦は何も知らなかった自分を責めた。