明玉はまた石天冬のレストランに足を運びます。そして、またいつものソファーで眠ってしまいます。
眠ってしまった明玉を石天冬は見つめます。その時目を覚ました明玉。気まずくなった石天冬はごまかそうとしますが、明玉は石天冬をひっぱり唇を合わせます。そしてそのまま二人は朝を迎えます。
衆誠のオーナー老蒙が明玉を呼び出し、明玉と同じく会社の重要なポストにいる柳青が競合会社に引き抜かれるという社内に飛び交っている噂の真相を聞きます。明玉は引き抜きの話はあるが、自分や柳青は老蒙を裏切ることはないと説明しました。そして老蒙と明玉の二人は、この噂の陰には孫副社長が内と外から衆誠を攻撃しようとしていると考えていました。
明成と朱麗が帰宅すると、家のドアは開いたままで家の中は荒らされています。
蘇大強が野良犬を家の中に入れたのです。朱麗は犬がキライで、犬を追い出し、家じゅうを明成に消毒液で掃除させます。そして、なかなかお風呂に入らない蘇大強にお風呂に入らせたい朱麗と明成は喧嘩をし、遂に朱麗は家を出て行きました。
柳青は、老蒙の事が気になり明玉と石天冬の店、食葷者で食事の約束をします。
そこで、柳青は明玉と石天冬の仲が怪しいことに気づき、石天冬は柳青と食事をする明玉にやきもちをやきます。
ドラマの中で老蒙が出てきます。名前の前に老「lao」をつけて呼ぶのは、一種の尊敬を表し、自分より年上の人を呼ぶ時につける呼称です。逆に年下には小「xiao」をつけます。
女性の場合の年上には、名前の後ろに姐「jie」をつけることが多いです。例えば王さんだったら、王姐ですね。
職場の関係の人には、役職をつけて呼ぶことが多いです。
社長の場合は、社長を表す総経理「总经理zong jing li」の頭文字をとって、王总と呼びますし、
マネージャーは経理「jing li」で、王経理と呼びます。
ちなみに、ドラマ中の明玉も社長、柳青も社長ですが、それは衆誠グループの中の子会社の社長です。
衆誠グループの社長は老蒙ですので、組織としては老蒙がトップです。
そう、経理はマネージャーという意味で、日本の経理とは全く意味が違います。ちなみに、日本語の経理は中国語で会計「kuai ji」です。
ドラマの中で、誰がどのような呼び方をされているかに注目するのも面白いかもしれません。
同じ人でも、呼ぶ人によって、呼称もかわっていますよ。
もひとつちなみに、怒られる時はフルネームで呼ばれることが多く、それは親がこどもを呼ぶ時もフルネームで呼びます。
中国人にとって、親にフルネームで呼ばれる時は、やば!となる瞬間らしいです。