明成と朱麗は、蘇大強のお金の使い方を心配して帳簿を付けてはどうだと勧めるが、これを聞いた蘇大強はまた不機嫌になる。明成と朱麗の二人は、もうどうしようもなくなる。
石天冬は、蘇大強が投資している豪富理財が怪しいという事を、友人から聞く。明玉に電話してこのことを伝えようとするが、ちょうど明玉は仕事で忙しく電話に出られない。
困った石天冬は、蘇大強に電話をし、自分も投資したいからその会社に連れて行ってほしいと頼む。蘇大強と老聶、石天冬が豪富理財に着くと、会社には誰もおらず電話も通じなかった。蘇大強は自分が騙されたことに気づく。
そして、蘇大強はショックのあまり倒れてしまう。
蘇大強は入院することになり、石天冬は再び明玉に電話するとようやく通じる。
ちょうど孫副社長たちの不正の証拠をつかもうとしているところだったが、父が入院したという電話でしかたなくそれを諦め、病院へと急ぐ。
病院に集まった明玉、明成、朱麗は、石天冬から蘇大強が6万元以上投資をし騙されてしまったことを伝える。明成、朱麗は心配していたことが起きてしまったと父を責めるが、父は泣くばかりで、病院の窓から飛び降りようとする。
明玉は状況を分析し、生きていれば年金が6万元以上もらえると話して聞かせると、蘇大強は飛び降りるのをやめる。
そして、明玉は明成に父が騙されていることに気づかなかったのかと責め、二人はまた言い争う。
明玉は食葷者で柳青と会う。柳青は自分たち二人は老蒙に裏切られ、会社から追い出されるのではないか、二人でほかの会社に行こうと誘う。しかし、明玉は今はまだ時期ではない、老蒙は考えがあるはずだという。柳青はこの期に及んで何を言っているのだと怒って去って行く。
その後、明玉は一人で酒をあおり、すっかり酔いつぶれてしまう。
中国では転職は普通のことで、ネガティブな意味はありません。ころころと転職する人も多いですし、ヘッドハンティングも多く、ライバル会社に移ってしまうことも少なくありません。
転職することを「跳槽 tiao cao」と言います。
中国は人件費も年々上がっており、被雇用者保護の法律もよく変わり、企業の負担はどんどん増えて行っています。工場などでは募集をしても人が集まらないということもよく聞く一方、都市部のホワイトカラーの仕事を見つけるのは非常に大変なようです。