石天冬のお店で酔いつぶれた明玉を、石天冬は家まで送り届けます。豪邸ですが、冷蔵庫にはなにも入っておらず、寂しさを感じさせました。明玉をベッドで寝かせた後、石天冬は部屋にあったペーパードールハウスを組み立てます。翌朝、メッセージが添えられたそのドールハウスを見た明玉は、あったかい気持ちになります。
蘇大強は騙されたお金のことが気になってしたかない。明成よ朱麗に、どうしたらいいか方法を考えてほしいと騒ぎ続ける。困った明成は明玉に電話をかけさせます。
明玉は、自分のお金から6万元を出し蘇大強に渡そうとします。
石天冬は渡すにしても方法があるといい、警察がお金を取り返してくれたことにしたほうが、蘇大強の気持ちも楽になるんじゃないかと提案し、老聶にも口裏を合わせてくれるように頼みます。
警察がお金を取り戻してくれたと聞いた蘇大強は大喜び。明玉に電話をかけただけで、翌日には解決したと、これからは明玉の言う通りにすると宣言。すぐにお金も銀行に預け、これから投資やうまい話には乗らないと約束します。
明成の家でも、蘇大強がこの調子で明玉が、明玉がと繰り返す様子に、明成はいい気がしません。見返してやりたい気持ちがふつふつと沸き立ちます。
そんな時、明成は仕事で上司が投資の話をしているのを耳にします。
飲酒運転は中国でも厳しく取り締まられるようになってきました。
タクシーも安く乗れるので、飲んだあとはタクシーに乗って帰る人も多いですが、最近は車を持っている人も多いので、運転代行を使う人も多いです。
運転代行のことを「代驾 dai jia」と言います。
酔っぱらった明玉を連れて帰る時に、石天冬が明玉に自分は「代驾」だと言っていますよね。
タクシー事情で言うと、タクシーアプリはかなり前から広まっていて、流しのタクシーはなかなか捕まらず、みんなアプリを使っていました。
UBERのように自分の車を使って空き時間にお小遣い稼ぎをしている人も多いです。
豪華な車で迎えに来てくれる場合もあって、汚い中国のタクシーとは全然違うので、私はこちらを呼ぶことが多かったです。
またラッシュ時、タクシーが捕まらない時は、お金を追加して車を呼ぶこともできます。
追加できるお金は、150円~500円くらいまであったと記憶してます。
(今は変わっているかも…2018年ころの記憶です)
ほかにも、普通のタクシーよりもちょっと高いタクシーもあって、そのタクシーはスーツを着た運転手でお水のサービスなどもあり、快適に車に乗ることができます。
大きい車を呼ぶこともでき、ワンボックスのように定員7,8人の車を呼ぶこともできます。
中国では小さいこどもも1人として計算されるので、こどもが三人いると家族5人で普通車のタクシーには載せてくれないんです。
我が家はこども3人なので、よく大きい車を呼んでいました。