老蒙の病院へ着いた明玉と柳青だが、老蒙の妻と息子たちに罵られ追い出されます。老蒙の状況も全くわからないままです。
明哲は、ホテルの部屋に戻ります。元々明哲と呉非は以前住んでいた古い家を売り、2LDKの部屋を父親に買ってあげようと話あっていましたが、呉非がいない間に明哲は家族に以前の家を売る話もせず、3LDKの部屋を買うと家族に話していました。これを聞いて呉非は怒ります。しかも、明成たちは何もお金を出さないというのです。
朱麗は、明成が明哲に実家のお金を自分が使っていたことを言わないこと、父にマンションを買う話の時自分もお金を出すと言わなかったことに対して、怒っています。しかし、明成は明哲に言う必要はないと突っ放します。
老蒙の状況は相変わらず不明なことが多く、明玉は不思議に思います。
そして、老蒙が病に倒れている間に、社内では様々な人が様々な動きを始めます。突然、会議が招集され、各グループの営業を止め、帳簿を調べると孫副社長が言い出しました。明玉たちは営業を停止し損失を出す以上、調べるにしても理由が必要だと訴えます。そこへ老蒙の妻と息子がやってきて、老蒙がいない間に何をしているんだと憤慨します。
多くの中国企業は近年起こった企業ばかりです。以前は国営企業しか存在しなかったわけですから、当然です。そして、多くの企業は創業者の家族で経営されています。
だいたい息子や娘婿が2代目となり、役員も創業者の兄弟やその妻の兄弟などが占めている場合が多いようです。なので、その子供たちの結婚もビジネス上も非常に重要な情報になります。
今回も、老蒙の妻や息子が出てきて、この会社は蒙家のものだと主張しますし、役員には老蒙の妻のいとこや親せきがいます。
中国では、家族の意識はとても強く、それがビジネスの場でも色濃く出ています。