孫副社長と老蒙の妻が手を組み、衆誠に会計監査を入れようとします。大きな会社では説明が難しい帳簿が存在し、第三者の会計監査が入ってしまえば、法に問われ衆誠グループ全体が終わってしまう可能性すらあります。どうにかこの会計監査を阻止する方法がないか、明玉は模索します。
朱麗は、会社が受けた大きな会計監査の案件の責任者に抜擢されます。朱麗はやる気まんまんでこの仕事に取り組みます。
実家の売却と新しくマンションの購入を任された呉非は、希望額で実家を売却するため長期戦も覚悟していましたが、予想外に売却はスムーズに進み希望額で買い取ってくれる人が現れます。
新しいマンションの購入も目途がたち、呉非は上海に帰る目途も立ちます。
問題は実家にあった荷物を保管する場所がないことですが、明玉に相談すると自分の家の車庫を使っていいと言われます。呉非は荷物の片づけをすることになった明成に明玉の住所を伝え、荷物を運ぶように伝えました。
明玉の会社では会計監査が始まる日を迎えます。そこに会計事務所からやってきたのは、朱麗でした。明玉は会計監査を始めようとしている会議の場に飛びこみ、公平性と客観性から朱麗を外すように要求し、会計監査の実施を阻止することに成功します。
会計事務所に戻ると、朱麗は上司から叱責され、停職処分を受けてしまいます。
仕方がなかったとはいえ朱麗を傷つけてしまったことについて、明玉は朱麗に改めて説明と謝罪させてほしいとメールを送りますが…
明玉は、戸建ての家に住んでいます。中国で都市部で戸建てというのは、富裕層中も富裕層です。
農村部、田舎であれば、戸建ての家であるのは一般的ですが、都市部で戸建てはほとんどありません。
私が上海に住んでいた当時(2018年くらい)で、私たちが住んでいたマンションと同じようなマンションの部屋は1億以上していました。
住んでいたマンションは特に新しくもないマンションで、上海の中心部から少し離れた150平米くらいのマンションです。広いですが、上海ではそれほど広い方ではなく、ごく普通のマンションの広さです。それで、1億以上です。
不動産の価格が高騰している中国ですので、戸建ての家の価格は想像もつかないですね…
明玉の住所を聞いた明成は、プレッシャーを感じると朱麗に言いますが、こういう事情があったからなんですね。
ちなみに、戸建ての家のことを中国語では「别墅 bie shu」と言います。