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都挺好 第36話

叔父一家は蘇大強の家に居座りはじめ、やりたい放題だ。
蘇大強は明哲に電話して助けを求めます。明哲は慌てて蘇大強の家に行き、事態の収拾にあたろうとしますが、借りた3万元を返すという明哲に対し、叔父は10万元を追加して払えと言い出します。

明哲は明成のところを訪れ、3万元をひとまず返して頭を下げれば解決することだと、明成に謝るように言います。一方、蘇大強は石天冬に相談しに行きます。明玉にお金を出してくれと頼みたいものの、お手伝いさんの事でもめたばかりで自分から明玉に言い出すことができないと、石天冬に頼みに行ったのです。
しかし、石天冬も蘇家のことに首をつっこんだせいで、明玉と喧嘩した過去があり自分からは言い出せません。困った石天冬は小蒙に託します。
明玉は明哲と会い、事態の詳細を聞き出すと、叔父にお金を渡すべきではない、それで解決するとは思えないと言います。しかし、明哲の態度も頑なで、この件に明玉は関わるなと言います。

翌日、明成と明哲は蘇大強の家で、叔父に3万元を返そうとしますが、今後の息子の学費の面倒を見ろと言い出し、とっくみあいのけんかになります。

そこへ、明玉が小蒙と一緒に現れます。そして、お金を返すのも学費を出すのもいいが、まずはこれまでの事を清算しようと言います。明玉は母が書いた手帳を取り出すと、叔父たち一家はこれまで20万元以上を蘇家から借りていたことがわかったのです。
蘇家一家4人にそのことを問いただされ、証拠を前にした叔父たち一家は反論もできずいそいそと逃げ帰ります。
その様子を見て、4人の顔には笑顔がこぼれました。蘇家一家全員で問題を乗り越えたのです。

初めて、蘇家のみんなが笑顔になった瞬間を見ることができました。
なんだか心が温かくなりました。
長年の積み重なったわだかまりが少しづつ溶け出してきた瞬間ですね。

母親の突然の死去で、一気にほころびが出ていた蘇家ですが、これまでの一家の平穏は明玉の犠牲の上に成り立っていたもの。
蘇家の不調和音の根源にあった母親がいなくなったことで、大きな歪みは出たものの、それを乗り越えることで家族は近づいてきてますね。

私も乗り越えられないものって少ないのかなと感じた回でしたね。

しかし、叔父一家もひどかった。
話は全然変わりますが、叔父一家は誰もまともに働いていないと蘇大強が言ってましたが、それでやって来れちゃうのもすごい。
確かに、ちょっと前の中国では毎日昼間から道端で簡易ベッド広げて昼寝している現役世代であろうおじさんとか、中国将棋しているおじさんとか、よく見かけたんですよ。
すごく不思議に思っていたんですが、こういうことだったのかなぁ。

zhongguodianshiju

大学で中国語に出会い、留学、就職、駐在、駐妻と経験した3児の母です。 子育ての合間に大好きな中国ドラマを見て癒されてます。 中国ドラマを紹介して、もっと中国ドラマファンが増えるといいな。

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