都挺好 第9話

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アメリカに行けると喜んでいる蘇大強のもとに、明哲からアメリカに来るのは待ってほしいと連絡がくる。がっかりする蘇大強。
明成は、明哲に事情を聞こうとするが、明哲は自分のプライドを守るため、自分が失業したことを伝えない。

朱麗は、蘇大強が今後どこで暮らすか、誰が面倒をみるか、家族会議を開こうと言い出す。朱麗は明玉に電話し事情を伝え、明玉は元の実家で集まろうと提案する。

蘇大強、明成、朱麗、明玉が実家に集まった。そこで明玉は昔、両親と明玉の間で決めた協定の事を話す。当時、兄たちのために住む部屋までなくなり、自分の進学にはお金を出してくれないことを不公平だと母親と喧嘩すると、今後老後の面倒はみなくてかわりに、明玉には一銭も使わないと言われたことを説明した。そして、蘇大強がつけていた帳簿を持ち出してこさせた。そこには、はっきりと明成が両親の蓄えの半分以上を使っていた事実が書かれていた。

それを見た朱麗は恥ずかしくなり、確かに蘇大強の面倒は自分たち夫婦がみるべきだと認める。そして、今後自分たちが使ったお金は蘇大強に返していくと約束する。

明哲はメンツを気にして、自分の失業のことを親や兄弟に言えないでいます。
中国人は、メンツを非常に重要視する人が多いです。
例えば、人にご馳走する時はお客が食べられないほど用意します。これもメンツですね。
なのでお客はホストが用意した料理を全て食べてしまっては、食事が足らなかったという意味にとられ、ホストのメンツを潰してしまうと言われます。

最近は、この習慣はエコではないとして、「食事は食べられるぶんだけ注文しましょう!」というような標語が掲げられているレストランも出てきましたが、人々の習慣はそう簡単には変わりません。
そのかわり、残った料理は持ち帰るという文化はかなり浸透してきていると思います。
レストランで「打包 da bao」というと、持ち帰り用のタッパーなどを持ってきてくれます。
それに料理をつめて持ち帰ることができます。ちなみに、この「打包 da bao」は、ファーストフードなどで持ち帰るときも使える言葉です。

中国人と付き合う時には、相手のメンツをつぶさないかどうかは気を付けたいポイントですね。

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